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【ゼノブレイド3】最新にして最高のJRPG 第4話までプレイした感想と評価

こんにちは、松です(=゚ω゚)ノ

今回は2022年7月29日に発売された【ゼノブレイド3】のレビューを書きたいと思います!

40時間以上プレイしてますが、寄り道ばっかりしているため第4話時点での感想と評価になります。

ゼノブレイド3を知らない方や買おうかどうか迷っている方の参考になれば幸いです。

ストーリーのネタバレ等は一切ありませんので安心してご覧ください。

 

作品概要

発売日2022年7月29日
開発元/発売元モノリスソフト/任天堂
プラットフォームNintendo Switch
ジャンルRPG
プレイ人数1人
価格
パッケージ版:8778円
ダウンロード版:8700円
公式サイト

あらすじ

相争う2つの巨大軍事国家「ケヴェス」と「アグヌス」。
国民は生まれたときから戦うことを宿命づけられている。

彼らの寿命は10年。

戦場を生き抜き、その寿命を全うし、女王の御前で「成人の儀」を受けるのが最大の栄誉。
だが、多くの者は戦場で命を落とし、その魂は粒子となって空の彼方へと旅立つ。
「おくりびと」の奏でる調べによって。

ケヴェス軍の兵士ノアは仲間と共に、強力なエネルギーを放つ謎の物体を破壊する任に就く。
目標直前まで迫るも、同じく破壊を目論むアグヌス兵のミオたちと対峙してしまう。

両者が剣を交える最中、 突如謎の巨人が姿を現し、 ノアやミオたち6人を蹂躙していく。
その時、謎の物体の持ち主と思しき男が物体の封を解き、エネルギーを解き放つ。
そのエネルギーを受けたノアとミオは融合し、 巨人の姿に。
手に入れた力を駆使し、 なんとか謎の巨人を撃退することに成功する。

何故戦い合う? お前らはもう敵同士じゃない。 本当の敵は他にいる。
生き延びたいと願うのなら目指せ、大剣の突き立つ大地 「シティー」 を!
お前らの“本当の敵”を倒すために。

男のその言葉を信じて、敵対する2国の兵士たちは共に手を取る。
“本当の敵”、そして自らの生きる世界の真相を確かめるべく、
「大剣の突き立つ大地」を目指して旅立つのであった。

出典:ゼノブレイド3公式サイトより引用

ゼノブレイド3ってどんなゲーム?

広大なフィールド

ゼノブレイド3の特徴1つ目は、ゼノブレイドシリーズに共通するオープンワールドと錯覚するほどの広大なフィールドです。

オープンワールドのゲームも今では珍しくなく、ゼノブレイド3も発売前は「今回はオープンワールドになるのでは?」といった憶測も飛んでいましたが、残念ながら今作もオープンワールドではありません。

「なんだ、今時オープンワールドじゃないのかよ」と思われる方もいるかもしれませんが、RPGなどストーリーを重視する作品はオープンワールドで最初から自由にどこへでも行ける設定にするのが難しいので、採用していないのではないかと思います。

しかし、ゼノブレイド3では1つ1つのマップがとてつもなく広大なためオープンワールドでないことが全く気になりません。
むしろもうオープンワールドでいいじゃん!と思ってしまうほどの広さです。

高低差のあるフィールドは圧巻で、プレイしていると「え?このマップまだ下があるの!?」と言いたくなるほど縦にも横にも広く作り込まれています。

実際、海外のレビューではマップが広大過ぎるので、ゼノブレイド3をオープンワールドのゲームとして紹介しているメディアもあったほどですw

開発者に聞きました】のインタビューでも3のフィールドは2と比較して歩ける場所が5倍以上になっているという話で、その圧倒的な広さが伝わってきますね。

シームレスでマップが続いていても結局、遠くに移動するときはファストトラベルで画面のロード挟んでるからね・・・エリアで分けるのは正解かもしれないね!

シームレスで移行するリアルタイムバトル

ゼノブレイド3の特徴2つ目は、これもゼノブレイドシリーズ共通のフィールドからシームレスにつながるリアルタイム方式でのバトルです。

バトルもシリーズを重ねる度に進化しており、今作では最大7名によるバトルを楽しめます。

通常攻撃はオートで行ってくれるため、常にボタンを連打するといったこともなく、アーツと呼ばれる”必殺技”をタイミングよくボタンや十字キーを押すことによって繰り出していきます。

アーツには敵の背後から攻撃するとダメージが上がるなどの効果を持ったものがあるため、位置取りが重要になってきます。

さらに、仲間と連携してブレイク→ダウン→スタンといったコンボをつなげることで敵を一定時間無力化させることもできます。

メインキャラが常に全員で戦闘に参加できるのは、RPGでよく見る「メインキャラなのにずっと控えで使われない」問題がないからいいね!

良い点、悪い点

ここからは個人的に良いと思った点とプレイしていて気になった点の2つでレビューしていきたいと思います!

ストーリーに関してはまだ途中なので今回は評価の対象から外しています。

第4話まででも文句なしに素晴らしい展開で「え!?」「まじで!?」「そうくる!?」を連呼するくらいの超展開でもう既に☆10個くらい付けたいんですが・・・w

良い点

登場するキャラクターが魅力的

まぁ、見れば分かることなんですが、敢えて言おう!最高であると!!

とにかくキャラクターがいい!可愛い!そして美しい!!

メインキャラの6人だけじゃなくサブクエストなどで登場するキャラクターもしっかり作り込まれているので、本当に見ていて飽きない!

衣装のデザインもケヴェス側(画像左)が西洋っぽいデザインに対してアグヌス側(画像右)は和のテイストが盛り込まれたデザインになっています。

喜怒哀楽などの感情表現もクオリティが上がっているので、どのキャラクターもいろんな表情を見せてくれます。

表情だけでなく会話中の瞳の揺れが表現されていたりと、細かいところまでこだわっているのが感じられます。

そして何よりそのキャラクターにピッタリの声を吹き込んでくれた声優さん・・ありがとうと言いたい!

ゲームにせよアニメにせよ話題性を求めてかタレントやアイドルが声優を担当して作品を台無しにするパターンを何度も見てきた自分としては、きちんとプロの声優さんを起用してくれるだけで安心してプレイできます。

※カツアゲしてる場面ではありません。

個人的に一押しなのはユーニです。一見するとスタイル抜群の美人なんですが・・・喋ればオラオラ系の口調にこの座り方w さらにコンテナを開けるときは蹴り飛ばす!・・・そのまんまヤンキーである!だがそこがいい!!w

痒い所に手が届くシステム

ゼノブレイド3では前作に比べてシステム周りの利便性がしているのでプレイする際にストレスを感じることなく遊べるようになっています。

全ては紹介できないので、ここでは個人的に快適になったと感じたポイントをいくつか挙げたいと思います。

ナビゲート機能が優秀

ゼノブレイドシリーズのフィールドは高低差が凄く上にも下にもフィールドが広がっているのでクエストポイントまで行くのにマップ上のポイントを目印に進むと目的地が崖の上で進めずに逆戻り・・・なんていう場面が多々ありました。

今作ではナビゲート機能がより進化しており、ナビゲートをONにするとフィールド上に目的地までのルートが表示されるようになりました。

広いマップを迷いながら探し回るのもゼノブレイドの楽しみの一つではあるんですが、既に来た事のある場所や複雑に絡み合った地形をクエストなどで走り回る時に重宝します。

メニューのショートカットを設定できる

通常のRPGはキャラクターのステータス画面やクエスト一覧画面などを開く際に

メインメニュー ⇒ ステータス

のように毎回メインメニューを経由して各項目を開くのが一般的ですが、今作ではABXYボタンにショートカットを設定できるようになっており、メインメニューを開くことなく各メニューに直接飛べるようになっています。

ショートカットは4つまでしか登録できませんが、頻繁に開くことの多いキャラクターの設定画面やクエスト一覧などをメインメニューを経由せずに直接開けるのは凄く快適です。

もちろん画面を閉じる際もメインメニューを経由せずに閉じることができます。

自動売却が便利

RPGによくある何の使い道もなく店売りするしかないアイテム、いわゆる”換金アイテム”

売ろうとした場合、店に行く⇒山ほどあるアイテム欄の中から選んで何個売るか決定する

この作業が面倒臭くて持ったままにする人も多いと思いますが、今作では自動売買機能が追加されており、換金アイテムを手に入れた端から自動でお金に換金してくれるようになっています。

しかも、ただシステムとして追加しただけじゃなく、きちんと作中の行商人とのイベントに落とし込んでいるのがなんとも細かいw

換金アイテム以外のアイテムも所持上限の99個を超えた分は自動で売却してくれるので、アイテムをドロップしたのに持てなくて無駄になるといったこともありません。

 

一部の例を紹介しましたが、この他にも非常に細かいところまで配慮されていてストレスなくプレイできるようになっていると感じました。

多彩な強化項目

ゼノブレイド3ではキャラクターの強化項目も様々な項目が用意されており、やりこみ要素も充実しています。

【アクセサリー】
ゼノブレイド3でのいわゆる装備品はアクセサリーのみですが、ロールの特性を伸ばしたり特定の敵に強くなるといった様々な効果のものが用意されています。
キャラクターのレベルを上げることで3つまで装着することができ、店で買えるもの以外にもクエスト報酬や強敵がドロップするものなど色々なアクセサリーがあります。

【アーツ】
ゲージが溜まっているときに撃てる強力な攻撃で、【背面から当てるとダメージが上昇する】【側面から当てるとブレイクする】など様々なアーツがあります。
アーツにも通常アーツ、タレントアーツ、マスターアーツ、融合アーツなど多種多様なアーツがあり、クラスランクを上げることで習得することができます。
さらに習得したアーツは他のクラスでも使用することが可能になるので、戦略の幅がより広がります。

【クラス】
ゼノブレイド3ではクラスというジョブのようなシステムを採用しており、ヒーローを仲間に加えたり、戦闘を重ねることで解放され、他の仲間のクラスにチェンジすることができるようになります。
各クラスにはランクがありクラスランクを上げることによりアーツやスキルを習得し、使用中のクラスだけでなく他のクラスにチェンジしても使用することが可能になります。

この他にもウロボロス強化や初代ゼノブレイドに登場したジェム強化、キズナによる強化など様々な項目が用意されているので強化するだけでもかなりのやり込み要素となっています。

最近プレイしたゲームの中には”変更できるのはアクセサリーのみ”なんていう酷いゲームもあったので、個人的には強化できる項目が沢山あるのは、やり込み要素が増えて嬉しいと感じました。

悪い点

なぜかエリアマップから全体マップに移動できない

前述したようにゼノブレイド3はオープンワールドではないので、エリア内の移動はエリアマップで、エリア間の移動は全体マップで行う仕様になっています。

全体マップからエリアを選択して任意のポイントに移動するのは当然できるんですが、なぜかエリアマップから全体マップへの移動が出来ない為、エリア間の移動は必ず全体マップを開く必要があります。

「え・・?ほんとに??バグとかじゃなくて???自分が知らないだけで実は切り替えられるとか?」と思って探し回りましたが仕様でした・・・

私はエリアマップをショートカットに登録しているので、全体マップを開こうと思っても癖でエリアマップを開いてしまうことが度々あって、非常に煩わしく感じました。

操作性に若干不満・・・

フィールド上の小さな段差はジャンプで飛び越えられるんですが、戦闘状態になるとジャンプすることが出来なくなり、段差の下に吹き飛ばされたり、段差を越えて移動したい場合に平坦な場所まで大回りして移動する必要があります。

戦闘中は多少の段差や距離があっても攻撃が届く仕様になっていますが、ゼノブレイドは立ち位置が重要な戦闘システムなので、ちょっとした段差があるために側面に回り込めないといったシーンが何度もあったので、ジャンプ可能もしくは小さな段差などはジャンプ不要にして欲しいと感じました。

戦闘中でも納刀すればジャンプ可能ですが、ボタン長押し⇒移動⇒抜刀 の手間が結構面倒。

他には、オートバトル中にアーツを放ったらバックステップしてそのまま崖下に落下、インタリンクを解除したらなぜか落下という流れが何度かありました。

戦う場所が悪いと言われればそれまでなんですが・・・あと1歩で転落するようなギリギリの場所で戦っていた訳でもないので、せめて戦闘中は落下しないようにするなどの措置をして欲しいと感じました。

移動中であっても高所から落ちそうになったら踏みとどまるくらいの演出が欲しかったな~

オートバトルする奴が悪いって?デスヨネーw

アイコンが分かりにくい

過去作に比べるとUI周りが非常に分かり易くなった今作ですが、アイコンがいまいち分かりにくいと感じました。

キャラクター画面を見ると分かる通り、現在セットしているスキルなどが表示されるんですが・・・

とにかく分かりにくい・・・これ一目見てどのスキルか分かる人いるんですかね?w

カーソルを合わせると説明が表示されるとかなら分かるんですが、そういう機能もないので結局スキル編集画面に飛んで確認するしかないんですよね・・・

正直・・アイコンではなくスキル名を表示してくれた方が分かり易いw

個人的な評価

現時点(第4話時点)での個人的な評価は

  • グラフィック  
  • 音楽      
  • 操作性     
  • システム    

 

グラフィック

 

言うまでもなくグラフィックに関しては文句のつけようが無いほど完成されています。

モデリングのクオリティが上がったことでキャラクター達は多彩な表情で感情を表現してくれます。

ゼノブレイドシリーズの特徴である広大なフィールドも更に進化しており探索するだけでも時間があっという間に過ぎて行き、景色はどこを眺めても壮観です。

イベントシーンなども非常に綺麗に作られており、Switchでここまで出来る技術の高さには脱帽しました。

音楽

 

過去作に比べると今作はBGMのインパクトが若干弱いかなという感じを受けましたが、これからストーリーが進むに連れて盛り上がっていくことに期待したいと思います。

「おくりびと」の笛の旋律は美しいの一言。

笛のメロディが戦闘シーンなどにもアレンジされているのはとても良かったです。

操作性

 

戦闘中にジャンプが出来ないのが現時点での最大の不満点と言えます。
戦闘中に限ったことではないですが、小さな段差はジャンプしなくても越えられるようにして欲しかった・・・

また戦闘で仲間がバフのフィールドを展開してくれるのはありがたいんですが、オートアタックが届くか届かないか微妙な距離に展開するので入りたいけど入れないケースが多々ありましたw

システム

 

エリア内のスキップトラベル(ファストトラベル)は一瞬暗転するだけで完了するので非常に快適です。
エリア間を移動する際のロード時間も待たされるといった感覚は無く、かなり速いと感じました。

長時間プレイしていると何度かイベントシーンのロードが凄く長くなる現象が何度か発生しましたが、再起動で直りました。

オートバトルで戦っている時に選択しているキャラクターが全くアーツを使わなくなるバグ?みたいなものが何度かありましたが、次の戦闘では普通に戦っていたので特に問題は無かったです。

私の場合、現時点で特に致命的なバグは発生していませんが、ネットの情報を見る感じでは若干バグが多いようです。

ゼノブレイド3はこんな人にオススメ!

  • ゼノブレイド1,2プレイ済の人(当たり前かw)
  • 長く遊びたい人(フルコンプしようとしたら多分200時間でも終わらない)
  • コスパ良く遊びたい人(価格/プレイ時間 のパフォーマンスがかなり高い)
  • 可愛いキャラが好きな人(ミオも良いけどやっぱユーニがイチオシ!)

おわり

ということで、プレイ途中ではありますが第4話までの【ゼノブレイド3】の感想・評価を書いてみました。

最後まで読んで下さった方はありがとうございます!

この記事がゼノブレイド3を知らない方や買おうかどうか迷っている方の参考になれば幸いです。

これから更にストーリーを進めて行きますが正直、第4話が前半なのか中盤なのか・・・全く先が読めない展開でワクワクが止まりませんw

というか、サブクエストばっかりやってるのでストーリーが進みません!走り回ってるだけで楽しいんです!!

クリア後のレビューはまた後日書きたいと思いますが、いつになるやら・・・

それでは、また次の記事で!(=゚ω゚)ノシ

 

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